庭を、
贅沢品から
生活必需品に。
日本では、緑は自然そのままの姿が「美しい」とされる文化で、
そのひとつである盆栽は長い歴史があり、広く日本人に愛されてきました。
庭や植物の自然美を楽しむべくその後も手をかけるのが当たり前でした。
娯楽があふれた現代では、庭を楽しむことは時間も金銭的にも余裕のある人のものと思われる人も多いかもしれません。
しかし、私たちは、「庭がないと生活できない」というレベルまで庭の存在価値を引き上げたいのです。
玄関までのアプローチ、庭にいたるため、すべての人がともに使えるユニバーサルデザインの庭を目指しています。
例えば、花木を楽しみ、ハーブや野菜を育て、収穫して食す。それが高齢になっても、車椅子移動でもできるそんな庭を目標としています。
美しいデザインされた庭は機能性も含めて作られるべきだと考えています。
やがて自然に還る、
経年変化を楽しむ庭。
「すべて土に還る材」で庭を構成することで、住人がいなくなっても土に還り、それが肥料となりやがて森の基になります。人が庭を楽しみながらも地球の循環に合わせ、環境に配慮をした素材を初めから選ぶことも重要です。
時間とともに味わい深く。
人間が歳を重ねることと同じく、経年変化して深みを増す素材での庭づくりは、時間とともに庭全体が熟成され喜びもひとしおです。
Garden Artist Yoshihiro Tamura
既存製品を組み合わせただけのデザインではなく、庭師や外構施工で培った経験をもとに発想した唯一無二のガーデンデザインをしています。近年は、人にも環境にも配慮したユニバーサルデザインを日々研究中。
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